「無料って聞くけど、Airレジって実際どうなの?」——リクルートの「Airレジ(エアレジ)」は初期費用0円・月額0円で使えるPOSレジアプリですが、無料ゆえに「機能は足りるのか」「あとで物足りなくならないか」が気になるところです。
筆者は自分の店舗でAirレジを3年使ってきました。この記事は、その一次体験をもとに、良い点・物足りない点・向く店/向かない店を正直に整理します。カタログには載らない「実際に毎日使った感想」をお届けします。
💡 この記事の結論
- 運営はリクルート。初期費用0円・月額0円で、無料とは思えない完成度
- 1店舗・基本のレジ業務なら、無料のAirレジで十分
- 物足りなくなるのは在庫の販売連動・多角的な分析・複数店舗の一元管理が必要になったとき
- 決済は別サービスの「Airペイ」。POSレジ(Airレジ)とは別物
初期費用
0円
月額
0円
決済手数料
Airペイは別
Airレジとは(基本スペック)
※「Airレジ」はPOSレジアプリ、「Airペイ」はキャッシュレス決済サービスで別物です。最新の仕様は公式サイトでご確認ください(確認日:2026年7月3日)。
3年使って分かった良い評判(メリット)

正直に言って、無料でこの機能が使えるのは十分すぎる水準です。実際に毎日使って「便利」と感じた点は次の通りです。
💰 初期費用・月額0円で始められる
専用POSレジを買わずにiPad/iPhoneで運用でき、開業時のコストを大きく抑えられます。狭いレジ周りでも省スペース。
⏱ 精算(レジ締め)が速い
金種を入力すると自動計算され、合わないときは差額(過不足)がその場で表示されるので、数え間違いがすぐ分かり原因探しに時間を取られません。
🛠 商品・カテゴリを自店に合わせて作り込める
自分たちの管理しやすい形でメニュー・商品を設定でき、運用に合わせやすいです。
🔗 Airペイ・Airシリーズと連携できる
決済(Airペイ)や予約(Airリザーブ)と揃えると、会計から決済までの店まわりがスムーズにつながります。
使って感じたデメリット・物足りない点
使い続けているからこそ分かる「上限」もあります。Airレジの在庫管理や分析は基本機能にとどまるため、店の規模や運用が一段上がると物足りなさが出てきます。
- 在庫が販売と完全には連動しない:基本的な在庫管理はできるが、「売れたら台帳が自動で減る」レベルの本格連動は弱い
- 分析が日別売上中心:時間帯別・客層別など多角的な分析で仕入れを判断したい店には物足りない
- 複数店舗の一元管理が弱い:2店舗目を出すと、本部でまとめて見る用途では力不足を感じる
- 外部システム連携の幅が狭め:Airシリーズとの連携は強力だが、他システムとの連携は有料POSの方が広い
- サポートはチャット・メール中心:電話で今すぐ解決したい場面では待つことがある
逆に言えば、1店舗を現状の規模で回している分には、大きな不満を感じる場面はほとんどありません。物足りなさが出るのは、あくまで「次の段階」に進もうとしたときです。
「在庫・分析・複数店舗で物足りなくなってきた」なら、有料POSの代表格スマレジが次の選択肢。Airレジと同じiPad POSで操作感も近く、無料プランから試せます。自店の規模だといくらの構成になるか、無料相談で確認できます。
※無料・オンライン対応。最新の仕様・料金は公式サイトでご確認ください
Airレジで十分な店・物足りなくなる店
Airレジと有料POS(スマレジ)の機能差や乗り換え判断はスマレジとAirレジの比較で詳しく解説。実際に乗り換える手順はPOSレジの乗り換えガイドへ。
Airレジの始め方・必要なもの
Airレジ自体はアプリのインストールとAir IDの登録で使い始められます。実際の運用では、iPad/iPhone本体・レシートプリンター・キャッシュドロアなどの周辺機器を用意します。キャッシュレス決済も受けるなら、別サービスのAirペイを申し込みます(決済端末の比較はこちら、Airペイの評判はこちら)。
勤怠・シフト管理を ¥0 から効率化する
店舗運営では、レジ締めと同じくらい勤怠・シフトの管理に時間を取られます。これは使っているレジに関わらず、別途切り出して効率化できる部分です。筆者も薬局でスタッフの打刻・シフト調整に毎月手間をかけてきました。
スマレジ・タイムカードは¥0から始められるクラウド勤怠管理で、Airレジを使い続ける店でも、勤怠だけ独立して導入できます。打刻・シフト・勤怠集計をまとめて管理でき、紙やExcelのシフト管理から解放されます。
ネット販売も ¥0 から始める(レジはそのまま)
「実店舗に加えて、ネットでも売ってみたい」——これも使っているレジに関わらず、独立して始められる部分です。実店舗のレジ(Airレジ)はそのままで、ネットショップだけ新しく立ち上げられます。
STORES(ストアーズ)は、ネットショップ・キャッシュレス決済・予約・POSレジなどを無料から使えるプラットフォームです。ネットショップは月額0円のフリープランで開設でき、用意された無料テンプレートからデザインを選ぶだけ。将来は実店舗とネットの在庫・売上をまとめて管理する使い方もできます(決済手数料など最新の料金は公式で要確認)。
よくある質問(FAQ)
Q. Airレジは本当に無料で使える?
A. POSレジアプリのAirレジは初期費用0円・月額0円で使えます。別途iPad/iPhoneや周辺機器、キャッシュレスを受けるならAirペイの費用がかかります。
Q. AirレジとAirペイの違いは?
A. Airレジは売上を記録するPOSレジアプリ、Airペイはカード・電子マネー・QRを受ける決済サービスです。別物ですが、セットで使うと会計から決済までつながります。
Q. Airレジの在庫管理だけで足りる?
A. 基本的な在庫管理はできますが、販売と完全連動した本格的な在庫管理や棚卸しが必要なら、スマレジなど有料POSの方が向いています。
Q. スマレジへ乗り換えると商品データは移せる?
A. 商品データはCSVで書き出して取り込むのが一般的です。詳しくはPOSレジの乗り換えガイドを参照してください。
まとめ
Airレジは、初期費用0円・月額0円で、無料とは思えない完成度のPOSレジです。3年使った実感として、1店舗の基本的なレジ業務で困る場面はほとんどありません。一方で、在庫の販売連動・多角的な分析・複数店舗の一元管理が必要になると、無料の上限が見えてきます。そのときが、スマレジなど有料POSへの検討タイミング。まずはAirレジで十分かを見極め、物足りなくなったら無料相談で乗り換えの費用感を確認するのが、無駄のない進め方です。
この記事を書いた人:K_YOSHIDA(薬剤師)
薬局という実店舗の運営・売上管理に5年以上従事。店舗でAirレジを3年使用し、初期設定から運用まで担当。本記事のAirレジの評価は一次体験、料金・他社情報は公式情報を検証して解説しています。運営者情報の詳細はこちら
免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、特定のサービスの利用を勧誘・推奨するものではありません。本文中の使用感は筆者個人の一次体験に基づくものです。仕様・料金等は変更される場合があるため、申込前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。確認日:2026年7月3日。


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